新学術領域研究「ノンコーディング RNA ネオタクソノミ」の公式ブログです。コメントはどなたでも歓迎します。
あばたもえくぼとはよく言ったもので、見た目表現型が全く出ないGomafuノックアウトマウスがむしろどんなプロジェクトよりも可愛くなってくるというのは初恋のなせる技。というかこれは悪女につかまったという方が良いのか、、、
My favorite geneといえばGomafu。その名の由来は、そのまんまゴマフアザラシなわけですが、先日、稚内を旅行中、ふと海辺に立ち寄ったところ、遠くの浅瀬でゴマフアザラシの群れがのんびりくつろいでいるのに出くわしました。さすが北海道。レアものゲットです。ん、多摩川を泳いでいたこともあったか、、、
昨今,格段に酵素やキット類が充実して,誰でも簡単に実験ができている気がします。例えば,プラスミドベクター作り一つとっても最近は,in-Fusionなんかが出てきて,簡単に目的の遺伝子を目的の部位に挿入することができます。一昔前は,プラスミドマップを眺め,どの制限酵素を使えばよいか考え,頭を悩ましていました。また,制限酵素処理したプラスミドや遺伝子断片は,アガロース電気泳動で分離し,ゲルから目的のバンドを切り出し,透析チューブを使って抽出するなんてこともしてました。現在では考えられませんね。このようなキット全盛の時代とともに,諸先輩方が持っていた「私の技」というのも最近めっきり減ってきた気がします。でも,今回の皆さんの投稿を拝見し,まだまだいろいろと「私の技・カイゼン術」があるもんだなあと感心いたしました。
動物のブリーディング(breeding)と聞いて皆さんは、どんな動物を思い浮かべるでしょうか?血統書付きのワンちゃんでしょうか、それとも競馬の競走馬、はたまた牛や豚などの家畜動物でしょうか?それぞれ、繁殖にはきっと「こつ」があり、季節や動物の健康状態、交配環境など適した条件が必要だと思います。時には、人工授精などの先端の技術が使われることもあると思います。