2015年11月23日(月)

EMBL Symposium “The Non-Coding Genome”

投稿者:

公募班員として本領域に参加させていただいております大阪大学の加藤です。

先月、ドイツ、ハイデルベルクで行われた EMBL Symposium “The Non-Coding Genome”に本領域よりサポート頂き、参加してきましたので、簡単にご紹介させていただきます。

学会は、4日間開催されました。初日は、夕方から“Non-Coding RNAs in prokaryotes”というセッションで始まり、2日目は終日“miRNAs function and mechanisms”、3日目は午前に“siRNAs and piRNAs: Biogenesis and function”、午後に“Transcriptional gene silencing”が行われ、最終日は終日“Long Non-coding RNAs”のセッションが行われ、夕方に終了しました。ポスターセッションは、2日目と3日目の夕方に、地上階から最上階まで続いている二重らせん構造をモチーフとした2つの通路(写真)で行われました。

学会参加の一番の目的は、最終日の“Long Non-coding RNAs”のセッションを聞くことにあったのですが、3日目までの発表も非常に面白く、とくに Cas9 の細胞内での動きのイメージング、塩見美喜子先生が御講演された piRNA のシスエレメント、また細胞分化を制御する NEAT1 依存的なパラスペックル形成が印象に残りました。もちろん4日目のセッションも期待以上に面白く、lncRNA 構造予測、lncRNA の進化、lncRNA の作用メカニズムについてなど、自分の興味にドンピシャの圧倒的に内容の濃い発表が目白押しで大満足、大興奮でした(おかげで戻って体調を崩してしまいました、、、)。

日本からは、塩見美喜子先生、その塩見研から石津さん、新潟大学の内海・伊藤研から三好さん、東大の渡邊研から都築さんが参加され、昼食、夕食の時にご一緒させていただき、RNA 研究についてや研究に関係のない雑談までいろいろとお話をさせていただき、楽しい時間を過ごすことができました。ポスター発表では、予想していた以上に多くの人が聞きに来てくださり、ミジンコの long noncoding RNA の研究を紹介する良い機会になったと思います。会場で隣に座った人と簡単な雑談をすることなども多く、海外の研究者の方もみなさん気さくでした(余談ですが、帰りの飛行機でたまたま席が隣になりご一緒した以前微生物学を研究されていたハンガリー出身のご老人も、とても気さくでユーモアのある方でした)。

実は、2 年前にも EMBL 開催の “The Non-Coding Genome”に参加しとても刺激を受けたのですが、今回も大変貴重な経験をさせていただきました。旅費、参加費をサポートしていただいた本領域に感謝を申し上げます。また、煩雑な事務処理を担当してくださった高橋様にも厚く御礼を申し上げます。

加藤 泰彦

大阪大学 大学院工学研究科 助教
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