2018年12月30日(日)

イノシシ出没

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2018年も残り二日です。クリスマスより、年末のワタワタしたかんじが好きなのは、日本人だからなのでしょうか。

本領域では、 前期、後期、公募班として参加させていただきました。植物の学会ではお会いできないような研究者の方たちと知り合いになれたこと、大変貴重な時間となりました。

4年前の2014年、本領域ノンコーディングRNAネオタクソノミの公募を知り、これは!!!(もしかしたらいけるのではないか!)と思い、科研費申請が俄然やる気になりました。前期の公募期間には、ゲノム編集を用いてさまざまなnon-coding RNAの変異体作成とスクリーニングに多くの時間を費やしました。後期では、生殖に関与する変異体の機能解析を中心に進めてきました。反省点は、和洋総説以外、論文をだすことができなかったことです。猛スピードで、small RNAを含めたトランスクリプトーム解析のまとめにとりかかっていますが、今年度中の投稿が精一杯といったところです。ただ、この4年の間に作出したnon-coding RNAの変異集団から、おもしろい表現型が観察されており、新たなRNA研究が展開されるのではないかと期待しています。本領域終了後になってしまうのが大変心苦しいです(代表、申し訳ありません)。non-coding RNAには、まだまだ、想像を超えた秘められた機能がありそうですね。

仕事面ではなかなかふるいませんでしたが、プライベートは充実し(すぎか。。。)、前期期間中に第二子を出産し、領域会議に同伴した二人の乳飲み子は、本領域が終了する来年の3月には5歳と3歳になります。

廣瀬先生には、採択中の産前産後休暇などご快諾いただき、後期でも採択いただき、心より、心より感謝申し上げます。また、本領域の事務をご担当されている高橋公美子さんにも、いつも優しいお言葉をかけていただき、新米かあちゃんは暖かく包まれていました。ありがとうございます。JAJからの帰宅時に、コーヒーブレイクのお菓子を手ににぎらせてくださり、帰りの飛行機でいただきました。大変、美味しかったです。

近況としては、今年、うり坊が家にやってくる自然豊かな(田舎な)恩納村に引っ越しました。来年はイノシシ年ですね。個人的には、新学術で得た4年分の思いをのせて、猪突猛進、イノシシのように突っ走る年にしたいです。

みなさま、どうぞ、良いお年をお迎えください。

 

追伸: 写真はイノシシの写真は撮れなかったのですが、うり坊が出没した場所です。

小宮 怜奈

沖縄科学技術大学院大学 サイエンス アンド テクノロジー アソシエート
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