4年前の2014年、本領域ノンコーディングRNAネオタクソノミの公募を知り、これは!!!(もしかしたらいけるのではないか!)と思い、科研費申請が俄然やる気になりました。前期の公募期間には、ゲノム編集を用いてさまざまなnon-coding RNAの変異体作成とスクリーニングに多くの時間を費やしました。後期では、生殖に関与する変異体の機能解析を中心に進めてきました。反省点は、和洋総説以外、論文をだすことができなかったことです。猛スピードで、small RNAを含めたトランスクリプトーム解析のまとめにとりかかっていますが、今年度中の投稿が精一杯といったところです。ただ、この4年の間に作出したnon-coding RNAの変異集団から、おもしろい表現型が観察されており、新たなRNA研究が展開されるのではないかと期待しています。本領域終了後になってしまうのが大変心苦しいです(代表、申し訳ありません)。non-coding RNAには、まだまだ、想像を超えた秘められた機能がありそうですね。
仕事面ではなかなかふるいませんでしたが、プライベートは充実し(すぎか。。。)、前期期間中に第二子を出産し、領域会議に同伴した二人の乳飲み子は、本領域が終了する来年の3月には5歳と3歳になります。
廣瀬先生には、採択中の産前産後休暇などご快諾いただき、後期でも採択いただき、心より、心より感謝申し上げます。また、本領域の事務をご担当されている高橋公美子さんにも、いつも優しいお言葉をかけていただき、新米かあちゃんは暖かく包まれていました。ありがとうございます。JAJからの帰宅時に、コーヒーブレイクのお菓子を手ににぎらせてくださり、帰りの飛行機でいただきました。大変、美味しかったです。
近況としては、今年、うり坊が家にやってくる自然豊かな(田舎な)恩納村に引っ越しました。来年はイノシシ年ですね。個人的には、新学術で得た4年分の思いをのせて、猪突猛進、イノシシのように突っ走る年にしたいです。
みなさま、どうぞ、良いお年をお迎えください。
追伸: 写真はイノシシの写真は撮れなかったのですが、うり坊が出没した場所です。