同様に答えに窮したデジャヴがあるのは、個人情報を扱うウェブサイトでセキュリティ対策として本人確認のためにあらかじめ答えを登録しておく「秘密の質問」。
「好きな食べ物は?」
「行ってみたい国は?」
今食べたいものは答えられるし、行ったことのない国は数々あれど、何年か後に自分が仕込んだ「秘密の質問」の答えを訊かれる時までには、もっとおいしいものを食べているだろうし、今行ってみたい国にはもう行ってしまったかもしれない。
そもそも、セキュリティ対策として「秘密の質問」を用意するなら、本人なら不意に訊かれても迷わず正しく答えられるけど、本人以外はまず知らないしネットで調べても出てこないものがよいのでは?
となると、「秘密の質問」が満たすべき要件は、本人にとっては答えが一義的に定まり、かつ半生忘れなくて、日常では話題にならず、しかもそれ自体は個人情報に当たらないもの。
「最初に買った車の名前は?」
「最初のペットの名前は?」
「小学6年での担任は?」
「中学での部活は?」
この手の答えやすい「秘密の質問」ばかり訊いてくれるありがたいサイトもある。
「今~したいもの」「一番~なもの」
主観で答える質問って、実際上、本人確認の手段としては機能していないのでは?もしかして、セキュリティ対策を騙ったアンケート?それとも、優れた「秘密の質問」には著作権があって、他のサイトの質問と類似していると炎上してしまう!?
本題。
憲法前文
妻が それを朗読し
僕は それを聴いて 自ずから涙した
だから
結婚記念日は 五月三日
(写真は、今週、区内で)