2015年08月28日(金)

バイキンマンにおもう

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私のお気に入り、というのは非常に難しい題材です。なぜなら僕は、お気に入りといえるものを全然思いつかないからです(性格が曲がっている)。いっぽうで、気に入らないものであれば枚挙にいとまがありません。そこで、いっそ、と、「気に入らない」という名前のポストを書いたのですが、これがどうも感じが悪い。あんまり感じが悪いのもどうかな、と思って、ウンウンと「気に入らない」リストを眺めていると、そうだ、好きやヤツがいるわ、ということに気がつきました。それは、こどもたちと一緒に見ているアンパンマンに出てくるバイキンマンです。ちなみにそれを思い出すきっかけになった「気に入らない」は下記2点でした。

3. いつも力が入らなくなるア◯パンマン
4. 自身を崇め奉る歌を笑顔できけるアン◯ンマン

さて、なんでバの字を好きなのかというと、彼が不屈の精神と独立心を持っているからです。彼はたぶん、あの世界でいちばん幸せなひとりなのではないでしょうか。アの字を中心としてまわり、基本的に悪いひとのいない世界で、彼はアの字の存在意義として活躍し、世界の均衡をたもつような存在といえます。大勢に嫌われようとも、何度もアンパンチを喰らおうとも、何度せっかく作った機械を壊されようとも、彼は立ち上がり続けます。どうでもいいですが、あの資金はいったいどこから出ているのでしょうか。すごいグラントでもあるのかな。

とまあ、ときに優位にたつことはあれど、勝ちそうになると必ず油断するというひとの良さ。裏でアの字と結託しているんではないかと疑ってしまうほどの再現性で油断しますが、こういう抜けっぷりは本来愛されてしかるべきでしょう。全員がアンパンマンを好きな世界でただひとり喧嘩を売り続け、しかも負け続けるその姿勢には、感動すら覚えます。重要なのが、彼にも一応理解者はいて、ドキンちゃんとホラーマンですね。さすがの彼も本当にひとりぼっちなら寂しくて、やっぱり、1-2人の理解者は必要なのかもしれません。

これが実に深い、と僕は勝手に思っているのです。
どうせ全員に好かれるなんて無理なのだから、アンパンマンは実は裏で非常に苦しい思いをしているに違いありません。いつも力が入らなくなるのだって、ジャムおじさんに出番を、と空気を読んでいるのかもしれません。みんなが向いている方向があったとしても、バイキンマン然として己の信念を貫き通して生きていきたいものです。もう全くオチがないのですが、僕はそういう、一見人気者のアンパンマンよりも、バイキンマンが好きです。ぜひともバイキンマンのような精神でもって研究をしていきたいと思います。

河岡 慎平

ATR 主任研究員
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