2016年11月01日(火)

第三回領域班会議レポート

投稿者:

京都大学ウイルス・再生医科学研究所 大野研究室ポスドクの堀川です。

中川先生より第三回領域班会議のレポートをお願いされたので、個人的見解を交えつつ報告させていただきます。

今回の班会議は、北海道の札幌市に程近い北広島市にて10月24・25日の2日間行われました。数日前からの寒気の影響を受けたためか、班会議の会場となったホテル周辺の木々は随分と色付き始めており、一足早く紅葉を楽しむことができました。

さて、何を隠そう、これまで班会議というものに縁がなく、初めて参加させて頂くことになったのです。プログラムを一見しただけでは学会と違いなどないように感じられますが、参加してみて全く違うということに気付きます。

例えば、発表のスタイル。学会では、論文として発表されたばかり、もしくは、現在投稿中などのフレッシュな研究が紹介されることが多いです。しかし、班会議では、研究途中の示唆的なデータを惜しみなく公開される先生も多いことに驚かされます。僕は、目新しいデータの数々に圧倒されてしまいました。

また、発表自体の構成にも班会議ならではの特徴があります。ある先生は、1つの研究に対して、丁寧にじっくりと時間を使い切ります。またある先生は、この1年余りで得られた研究データをこれでもかと盛り込み、複数の研究内容を紹介してくれます。ただ、共通していたことは、発表時間を超過してしまうということ。面白い研究データがあれば話は尽きず、加えて質疑応答も白熱してしまう、これは研究者の性でしょうか。

総括班の先生方も口を揃えておっしゃっていましたが、どの研究も非常に質が高く、これからのノンコーディングRNA研究の懐の深さを感じられた一方で、タクソンという次元まで研究を昇華させることができるかどうか、これは我々若手研究員に突きつけられた今後の課題であると感じました。未発表のデータが多くて詳細は紹介できないのですが、やっぱり基礎研究って面白い、と再認識させてもらえる刺激的な2日間でした。

班会議の翌日、北大に設置されている超解像顕微鏡を見学させてもらいに、中川先生のもとを訪れました。先生自ら超解像顕微鏡を使用してパラスペックルを検出してもらい、顕微鏡の特性から経験則に基づいた検出に関するアドバイスを色々と受け、有意義な時間を過ごすことができました。お陰さまで、今後の研究へのイメージも膨らみます。丁寧なご指導、ありがとうございました。

最後に、素晴らしい班会議の実現に尽力された廣瀬先生、裏方としてサポートして下さった廣瀬研のみなさま、そして、班会議参加に際して事務手続きを行っていただいた高橋さま、田畑さまに感謝申し上げます。

第4回班会議は神戸大の影山研と大野研の共同で開催します。というわけで、僕は運営スタッフとして参加することになると思います。みなさま、来年お会い致しましょう。

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