ncRNA+Blog NEO

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新学術領域研究「ノンコーディング RNA ネオタクソノミ」の公式ブログです。コメントはどなたでも歓迎します。

2017年04月26日(水)

注射針メソッド誕生秘話

投稿者:

北大 廣瀬研の特別研究員の中條と申します。

パラスペックルの骨格分子であるNEAT1長鎖ncRNAが、通常のRNA抽出法ではほとんど水層に抽出されずにタンパク層にトラップされていたことを見出し、そこを出発点にした論文を最近報告することができ、中川先生から、研究が始まった経緯について書いてと依頼され、この記事を書く機会をいただきました。

新しい研究が始まる経緯を大別すると、①仮説やビジョンに立脚したプロジェクト型研究と、②偶然出くわしたことを基点としたセレンディピティ型研究に分けられると思います。 今回の私の研究は、典型的な後者ですが、そのまっただ中にいた当人にとっては、当たり前にできるはずの実験がうまくいかない状況を何とかしようともがいて、虚空に手を伸ばし続けることで糸口をつかんだ研究でした。

大阪大学 河原研究室 助教の中濱です。「RNA」と「免疫」をキーワードとし、研究を行っています。今回、領域にご支援頂き、3月12日から17日まで、アメリカ、カリフォルニア州のベンチュラで開催されたGordon Research Conferences – 2017 Meeting - RNA editingに参加してきました。

領域前半、公募班としてお世話になりました、河岡です。

厳密には本領域のトピックとはずれるのですが、最近論文を発表したので、宣伝させてください。

筆頭著者は鈴木勉先生のラボ出身の北條くんです。RNA屋さんからの転身(?)!!

2017年04月03日(月)

Keystone symposia (Banff) 参加報告

投稿者:

 東京大学、鈴木研究室の博士過程に在籍しております八代と申します。本領域の若手フェローシップによる支援を頂き、2月にカナダのバンフで開催されました、Keystone Symposiaに参加させていただきました。学会参加から時間が経ってしまい、同学会についてすでにレポートがなされておりますが、私の目線からも今回の学会参加について報告させていただきます。

2017年03月27日(月)

あたらしきもの

投稿者:

本領域も折り返しですが、前の領域に引き続き、関係をさせていただいておりま す。領域代表の廣瀬先生、何かとお世話になっております中川さん、共同研究をさせていただいている泊さんを初め、様々な方にお世話になっており、大変感謝しております。本領域の印象は、レベルの高さでしょうか。班会議で毎回刺激的な発表を拝聴し、刺激を受けております。(泊さんとの共同研究についてはこちら: https://ncrna.jp/blog/item/256-tadakuma-san)

2017年03月21日(火)

一細胞データ、一分子データ

投稿者:

この新学術の公募研究に採用されたことをきっかけに幾つかの共同研究のお誘いを受け、色々と貴重な経験をさせていただいた。NGS解析を担当するものが多かったが、その中でもPARISデータの解析は興味深かった。PARISは、RNAのどの領域とどの領域が水素結合しステム形成するかを、ハイスループットに計測する。データを見ると、互いに矛盾するステム構造が沢山検出されることから、同じRNA分子であっても、細胞中でとる二次構造は様々であることがよくわかる。PARISデータは、他の多くのNGSデータと比べて、遺伝子レベルよりも情報が細かく一分子一分子の物理的存在が感じられるデータとなっている。

2017年03月07日(火)

恩師の言葉

投稿者:

大学院時代の恩師から、言われた言葉を今でもよく覚えている。「遺伝学は観察から始まる。とにかく毎日マウスの世話をよくし、観察を続けなさい。どこに注目するか?そこから新しい発見ができるか?それが君の研究者としての能力であり、個性が出るところだ。」

2017年03月05日(日)

Bankrupt!?

投稿者:

北大、廣瀬研助教の山崎です。領域の支援を受けて、2月24日から26日まで、アメリカのサンディエゴで行われたPhase Separation & RNA Processing as Drivers of Cancer and Neurodegenerative Disease 2017というミーティングに参加してきました。

2017年02月27日(月)

11年前のエレメント

投稿者:

この4月から大阪大学に異動することになり、現在いろいろ準備中です。寂しいことに廣瀬さん、中川さんのいる北大からは離れることになってしまいました。

この領域のキーワードの一つが「エレメント」だと思います。自分が見つけたエレメントはいつになっても心に残っていると思います。先日、自分が11年前に見つけたエレメント(ただしアミノ酸配列)について、構造の論文が出たのを見つけあまりに感動したので、話はずれますがその話を。

2017年02月27日(月)

心に残る言葉

投稿者:

この領域に入れてもらってからノンコーディングRNAの研究を始めたこともあって、この2年間は勝手の分からないことが数多くありました。出町柳駅から京都大学理学部へ講義に向かう途中、領域前半を振り返ってそのような失敗・不手際の数々をつらつら考えて歩いていたところ、とある小さな教会の看板に目が留まりました。それには次のような言葉が書いてありました。

「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入るものが多い。」
(マタイによる福音書7章13節)

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