2017年04月03日(月)

Keystone symposia (Banff) 参加報告

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 東京大学、鈴木研究室の博士過程に在籍しております八代と申します。本領域の若手フェローシップによる支援を頂き、2月にカナダのバンフで開催されました、Keystone Symposiaに参加させていただきました。学会参加から時間が経ってしまい、同学会についてすでにレポートがなされておりますが、私の目線からも今回の学会参加について報告させていただきます。

  今回参加した学会は、"Protein-RNA interactions: scale, mechanisms, structure and function of coding and noncoding RNPs"と"Noncoding RNAs: From disease to targeted therapeutics"のジョイントで、私は主に"Protein-RNA"の側にいました。タイトルの通り、RNAの関与する生命現象の分子メカニズムに焦点をおいた発表が多く、馴染み深く、純粋に興味を持って聞くことができました。さまざまな切り口や手法について話を聞くことができ視野が広がりましたし、RNA研究におけるProtein-RNA interactionという視点の大切さを再認識しました。しかし、時差ボケに逆らうのはつらく、コーヒーブレークが非常に有難かったです。

 また今回は、研究室から1人での参加でしたので、学会中は寂しいかなぁと心配しておりましたが、様々な方と出会って話すことができ、大変面白い体験となりました。ポスター発表でも自身の発表を聞きに来て下さった方、私が訪ねた方と研究について話すことができ、励みになりました。食事や休憩の時間なども、気軽に話しやすい雰囲気で、とても良かったです。日本からの方にも海外の方にも学会中に会いましたすべての方に感謝しております。最終日の夜には、アメリカでPIをされている韓国人の若い女性の方が、自分のラボの学生さんと近くにいた私たちをすごいハイテンションでダンスに誘ってくださり、こんな方がいるんだ!と驚いたことと一緒に踊ったことが、特に強烈な記憶です...。

 バンフではよく学会が開かれると聞きましたので、情報としまして、私は学会会場のホテルではなくダウンタウンのホテルに宿泊しましたが、会場まで徒歩で(寒かったですが)20-30分程度でバスも充実しており、主観ですが女性で1人で歩いても心配ないように感じましたので、特に1人の場合は会場よりかなり安く泊まれて、おすすめです!

 このような体験を得る機会を与えてくださいました本領域に大変感謝しております。また、出張の手続きに際しましては、廣瀬研究室の秘書の高橋様に大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

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