物作りと言う点から考えると、理学部ではなく工学部向きだったかもしれません。ただ、少年の頃見たアニメのルパン三世に出てきたクローン人間に魅了されたのがきっかけで少し興味の対象が変わりました。対象が、単に無機質なものだけではなく、生き物にも広がった転換期だったかもしれません。中学、高校時代は、これまで分類や観察が中心だったの生物学とは異なる、遺伝子を中心とした新しい生物学に注目が集まり、世の中ではバイオテクノロジーが脚光を浴びていました。そのような時代背景もあり、遺伝子の切り口から生物を理解し、新しい生物を工学的に作る仕事に興味が湧き、工業大学の生命理工学部に進路を決めた記憶があります。プラモデルの設計図から、生物の設計図(DNA配列情報)に興味がシフトしてきました。
振り返ると、基本的に、今でも発想は同じ気がします。色々な道具に創意工夫をこらし、遺伝子組み換えマウスを作るなどして、面白いと思ったことを調べていく。子供の頃からあまり変わっていません。今回の投稿がきっかけで思い返すと妙に納得した気持ちになります。
今後とも宜しくお願いいたします。