2015年08月28日(金)

Gordon Research Conference on Epigenetics に参加して

投稿者: 目黒牧子

金沢大学学際科学実験センター・博士研究員の目黒です。今回,本領域のサポートにより,Gordon Research Conference on Epigeneticsに参加してきました。このカンファレンスは2年おきに開催されており,今年は8月2日〜8月7日,Massachusetts州のWalthamにあるBentley University で行われました。ボストン・ローガン国際空港近くのホテルから送迎バスに乗り込み現地へと向かいます。ちょうど試合中だったフェンウェイ・パークがフリーウェイから見え,「ボストンに来たのね」と実感していると,バスは閑静な住宅街を抜け,丘を上り,どんどん上に登っていきます。着いたBentley Universityは自然豊かな山の中にキャンパスが広がっていました(車がないと脱出不可能。気分転換に飲みに行くか〜と気楽に出かけることも出来ない環境です。こんなところで勉強してたらもう少し賢くなってたのか?)。宿泊はキャンパス内の学生寮ですが,わりと綺麗で快適でした。

初日の夕方からの講演はAnne Ferguson-Smith のnon-coding RNAによるインプリンティング制御,Zpf57の機能解析,Jeanne Lawrence のCotI RNA の話で,二人とも自分と同じ研究分野で論文も読んでいましたので,非常に聴きやすく初日を終えました。

二日目以降は午前中講演,昼食後休憩を挟んでポスターセッション,夕食後また講演と続きます。生物種もMammalDrosophilaだけでなく,Saccharomyces cerevisiaeSchizosaccharomyces pombeArabidopsis, Neurospora, Dinoflagellate,Tetrahymena, Nematode, Mussel....と次々と様々な種類が登場します。“Epigenetics”というキーワードは共通しているものの「この生物って...」とちょっと考えている間に話がどんどん進んで,結局良くわからず終了してしまった話も。もう少し英語ができればと後悔しても時すでに遅しです。生物種だけでなく,その内容も多岐に渡り,non-coding RNA 関連では,X染色体不活性化,ゲノムインプリンティング制御,クロマチン制御,ゲノムの安定性制御, enhancer RNAなどの話題が挙がりました。

時差ボケや普段使わない頭を使うで早々に眠くなり,私は早めに退散してしまいましたが,夜の講演後はアルコールを片手に深夜遅くまで皆議論していました(ポスターセッション時からビールがあったので,昼から飲んでた方々も)。

日本人の参加者は計4人と少なかったので(毎回多くないと聞いています),嫌でも海外の方とコミュニケーションを取らねばならず,英語に,サイエンスにどっぷり疲れる浸かれる有意義な5日間でした。

最後になりましたが,今回の学会参加に対するサポート,領域長および事務手続きをして下さった北大の高橋さんに深く感謝いたします。

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