2019年02月17日(日)

5年前と変わったこと、変わらないこと

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新学術領域ノンコーディングRNAネオタクソノミでは大変お世話になりました。

上記のお題を頂きまして、しばし考えてみました。

40代になってから趣味で始めたランニングでは5年前にようやくハーフ2時間を切りましたが、フルでは撃沈が続いています。

2014年1月5日堺にて

2019年2月17日は6年連続の京都マラソンですが、今年1月のハーフの記録からすると大きなことは言えません。京都の市内観光を1日でできるのを楽しみに、元気で完走したいと思います。

さて、お仕事では、この新学術のおかげでmiRNAからlong non-codingRNAに研究内容を展開することができ、大きく視野が広がった気がします。賛同してくれる大学院生も増え、国内外の循環器の分野においても研究者が増えているのを実感します。
変わらないのは、循環器疾患の根本原因に対する興味でしょうか。この領域はデバイスによる治療が非常に進歩していますが、依然として狭いところを広げる、というような対症療法的な域を抜けられていない感が強いことは否めません。
癌の領域のように、根本から疾患を語り、治療に応用するという方向性を見失わないようにしていきたいと考えています。

尾野 亘

京都大学大学院 医学研究科 准教授
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