全面リニューアルのなかでも個人的な「お気に入り」ポイントは、学会員なら誰でも、気軽に学会員全員へ向けて情報発信をできる仕様になったことです。比較的簡単に、論文の紹介や公募情報などをウェブサイトに書き込めるようになっており、しかも、そうした書き込みをお知らせするメールマガジンも配信されるようになっています。日本RNA学会の規模の学会ウェブサイトとしては画期的な仕様で、情報を発信する側と受け取る側、双方にさまざまなメリットがあるのではないかと期待しています。また、国際化担当としては、英語と日本語を同じウェブサイト上でボタン一つで切り替えて変更できるようになったことも、良かったと思っています。日本語と英語一対一対応の英語サイトが、日本のRNA研究やアクティビティを国内外の人々にアピールしていくプラットフォームになればと思っています。
RNA学会のウェブサイトのほかにも、研究室のウェブサイトの作成など、最近は他にもなにかと、ウェブサイト作りに関わる機会がありました。思い返してみれば、小学校の頃には、家にあったPC(Macintosh Classicだったかな?)で、HyperCard(ウェブサイトではありませんが、ハイパーテキストを実現したソフトウェアです)にはまっていたことがありました。また大学に入った頃には、今のようにSNSが普及していなかったというのもあって、HTMLタグ打ちサイト、Movable Type、PukiWiki、など趣味?でウェブサイト作りをしてきたりもしました。最近はそうした時間はなかなかとれなくなってきましたが、良いコンテンツはもちろんのこと、こんなウェブサイトを作りたいというアイディアがうかんだら、個人的なウェブサイトもまた作ってみたいなと思っています。