中川 真一

中川 真一

北海道大学 薬学研究院 教授
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2014年11月17日(月)

JAJRNA

JAJ!! JAJ!! ジェイ、エイ、ジェー!! ジェイ、エイ、ジェー!

U、S、A!!!みたいなノリですが、無事、このゴロの良い言葉の日豪合同RNAシンポジウムが終了いたしました。このJAJ、なにかと良くできていて、まず、語呂が良い。あと、日中だか中日だか、日韓だか韓日だか、まるで子供の意地の張り合いのように先手番を取りたがるややこしい問題を一気に解決してくれる、Joint Australia-Japan RNA meeting & Japan-Austraria Joint RNA meeting。このどっちとも取れる素晴らしき名称のミーティングにRNAをこよなく愛するおじさん達と若者たち、大挙して赤道を越えて行ってまいりました。

 
細胞を培養しているラボならどこでもだれでも普通にやっている免疫染色。そのラボ独自のちょっとスパイスやtipsがいろいろあったりするわけですが、超解像顕微鏡観察での染色プロトコールのちょっとしたコツをまとめてみました。前にも紹介しましたが、ポイントは3つ。(1)カバーグラスは通常の#1 (0.12mm-0.17mm)ではなく#1.5、もしくは0.17µmプラマイ0.01mm厚のものを使うこと。(2)2次抗体にはCy2, Cy3, Cy5などのcyanince系を使うこと。(3)マウント剤にはTDEを使うこと。サンプル調整(1)として、ここでは特にカバーグラス上での培養について説明します。次回、サンプル調整(2)はTDEでのマウントについて説明します。

僕はNGS解析の専門家ではありませんが、たぶんこれ、ここ数年のうちにPCR並に当たり前の技術になるでしょうから(学生のころはPerkinElmerのPCRマシーンが眩しかった、、、)、猿でも出来るレベルのNGS解析の解説記事を不定期でアップしていこうと思います。以下、埼玉大及び熊本大学の集中講義で使用した資料です。

超解像顕微鏡。四ッ谷のZeissのショールームにせっせと通い、わんさかデータを撮ってもらい、これで論文書けるなら顕微鏡買わんでもいいやんかとかいうワルい考えもふと頭をよぎりましたが、無事、当新学術の総括班の予算で設置されることになり、よかったよかった、です。これからはこいつを使い倒すぞ!ということで、宝の持ち腐れにならないよう、どなたさまもご気軽にご相談下さい。

2014年10月02日(木)

連載始まります!!

新学術ネオタクソノミ班員によるリレーエッセー【私の最初の研究テーマ】始まります。

研究者はお茶目な方々が多いような気がします。あの人も、この人も、、、
味わい深いエッセーシリーズ、是非お楽しみください。トップバッターは勿論この人。領域代表の廣瀬さんです!
(つまりやった事のあるミス)設置された顕微鏡を触る時には気をつけなくては、、、
2014年09月25日(木)

SIM画像取得のコツ

まあ、奇麗に取れた画像の設定をreuseで呼び出すのが一番早いわけなんですが、、、
ZeissショールームのオペレーターのWさんにいろいろ試してもらいましたが、いろいろ奥が深いみたいです。

2014年09月24日(水)

染色のコツ

染色ならお手のもの。と、秘伝の技がいろいろあっても、超解像では全部忘れて、別の最適条件を探さなくてはいけないようです。
かつて秘伝のタレならぬ最強のノザンのハイブリバッファーを愛用していたのが、DIGのハイブリでEasy Hybriにあっさり負けてしまったことを思い出す今日この頃、、、
QBiCの岡田さんご指導ありがとうございました。実験医学のクローズアップ実験法(2014年10月号 Vol.32 No.16)に記事が出ていますね。
 

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