細胞を培養しているラボならどこでもだれでも普通にやっている免疫染色。そのラボ独自のちょっとスパイスやtipsがいろいろあったりするわけですが、超解像顕微鏡観察での染色プロトコールのちょっとしたコツをまとめてみました。前にも紹介しましたが、ポイントは3つ。(1)カバーグラスは通常の#1 (0.12mm-0.17mm)ではなく#1.5、もしくは0.17µmプラマイ0.01mm厚のものを使うこと。(2)2次抗体にはCy2, Cy3, Cy5などのcyanince系を使うこと。(3)マウント剤にはTDEを使うこと。サンプル調整(1)として、ここでは特にカバーグラス上での培養について説明します。次回、サンプル調整(2)はTDEでのマウントについて説明します。