河口 理紗

河口 理紗

東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻

2015年09月18日(金)

BENASQUE NO HANASHI

東京大学 木立研究室博士二年の河口と申します、普段はゲノムワイドRNA二次構造予測の研究に日夜励んでおります。この度本領域の支援を頂いて国際学会に参加させていただきましたので、ご報告させていただきたいと思います。

私が参加させていただいた学会は、スペインはベナスケで行われた”Computational Analysis of RNA Structure and Function“という会議です。この会議は知る人ぞ知る、3年ごとに行われる世界のRNA構造研究者が集まる夢の会議で、バルセロナからベナスケへ向かうために急峻な山道をバスで6時間進んでいくのですが、このバスが沈めばRNA構造研究が20年遅れるのではないかとまで言われています。そのため先輩が日本のRNA構造研究のリスクヘッジとして東京に残りました(笑)

しかもこの会議、絞られた60人程度の参加者(ほとんどが欧米からの参加です)に対して「会期が二週間という異例の長さ」かつ「事前にプログラムが決まっていない」会議なのです。

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