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  • そうだ!

  • 東京医科歯科大学
  • 難治疾患研究所
  • 非常勤講師

研究概要

「雌雄の発生はいつから異なるのか?」という素朴な疑問が研究の出発点でした。生殖巣が分化する前のごく初期の雄胚と雌胚を比べ、これまで考えられてきたよりかなり早い時期から雌雄の間で遺伝子発現が異なることを明らかにしました。雌でのみ発現する遺伝子群はX染色体上にありゲノムインプリントと呼ばれる特殊な制御を受けることを明らかにしています。これらの遺伝子がどの様な役割を持つのか?明らかにするため、性分化やゲノムインプリント、X染色体の不活性化という現象に注目して研究を進めています。公募研究ではKOマウスを使いlncRNAにより制御される発生現象を、エピジェネティクスの観点から紐解きたいと努力しています。

略歴

1999年3月東京工業大学大学院生命理工学研究科バイオサイエンス専攻修了。博士(理学)。1999年東京工業大学バイオ研究基盤支援総合センターCREST研究員、2003年大阪大学・微生物病研究所附属遺伝情報実験センターCOE特任助手、2008年東京医科歯科大学・難治疾患研究所・MTTプログラム 特任講師、2011年さきがけ研究者を経て、現職。

研究室ホームページ

http://www.tmd.ac.jp/mri/epgn/shin_kobayashi.html

重要なお知らせ

  • 事後評価結果について

    本領域は、研究領域終了後の事後評価において「A+(研究領域の設定目的に照らして、期待以上の成果があった)」の評点を受けました。科学研究費補助金審査部会における所見等については、こちらをご参照ください。

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