• 新潟大学大学院
• 医歯学総合研究科
• 准教授

研究概要

神経系におけるRNA結合蛋白質群に着目し、そのRNA動態と生物学的意義の解明を目指して研究を行っています。約1500種類のRNA結合蛋白質群間ネットワーク解析や発現情報などから、様々な疾患と関連づけられる興味深い神経系RNA結合蛋白質があります。遺伝子改変技術を用いてモデルマウスを作製し、我々が改良を進めた蛋白質-RNA相互作用解析技術を併せて用いることで、RNA結合蛋白質を中心とした疾患の分子病態の解析を進めていきたいと考えております。

ひと言

RNA結合蛋白質と出会い16年、恩師の教え“研究は気合で勝負”という意味が今さらながら少しずつ理解できるようになってきました。

略歴

1999年東京工業大学生命理工学部卒業、2005年大阪大学医学系研究科博士課程修了。博士（医学）。2005年慶應義塾大学医学部生理学教室日本学術振興会特別研究員(PD)、 2006年よりロックフェラー大学博士研究員、2011年慶應義塾大学医学部生理学教室専任講師を経て、2014年12月より新潟大学大学院医歯学総合研究科神経生物解剖学分野准教授。

研究室ホームページ

http://www.med.niigata-u.ac.jp/an2/study/index.html
http://researchmap.jp/taroshiro/