• 大阪大学
  • 医学系研究科神経遺伝子学
  • 教授

研究概要

近年、疾患の発症メカニズムにRNA代謝の異常が深く関与していることが明らかとなってきています。特に神経難病である筋萎縮性側索硬化症 (ALS)では、多くのRNA結合タンパク質をコードした遺伝子に変異が同定されています。このため、各タンパク質に共通する機能や標的を同定することが病態解明の鍵を握っています。私たちは、RNA代謝の異常を切り口に、神経、循環器、免疫などの幅広い疾患の発症メカニズムを明らかにし、治療に結びつけることを目標にして研究しています。

ひと言

網羅的シーケンス後の情報解析のできる (少々かじったことがある程度でもOK)研究者を募集しています。いつでもお気軽にご連絡ください。

略歴

1995年3月 東京大学医学部医学科卒業。その後、東京大学医学部附属病院などで神経内科医として臨床従事。2004年3月 東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻修了。博士(医学)。2004年6月 米国ウイスター研究所ポスドク研究員。2008年12月 大阪大学大学院医学系研究科遺伝子機能制御学教室テニュアトラック准教授。2013年4月に同准教授、2014年4月より現職。

研究室ホームページ

http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/rna/index.html