• 東京大学
  • 蛋白質研究所
  • 助教

研究概要

RNAの作動装置は多種・多数の因子が相互作用して機能します。私達は、RNAと蛋白質が、いつ、どこで、どのように相互作用し、機能発現する事で、精緻な遺伝子発現制御を実現しているのかに興味を持ち、生物物理学、生化学、合成生物学などを組合せ、その動作機構を明らかにしようとしています。

領域における役割

本計画研究では、代表者である泊さんと共同で、RNA作動装置がいつ、どこで形成され、どのように機能するのかを1分子レベルで解析する為の技術開発を行います。まずは、生化学的な解析が進んでいるRISC(RNA-induced silencingcomplex)複合体形成の分子機構をより詳細に明らかにします。そして、様々なRNA作動装置の解析に用いる事が可能となるような汎用的な技術の開発を行います。

略歴

2001年、早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程単位取得退学。2001年 早稲田大学理工学部物理学科助手、2003年 東京大学工学系研究科物理工学専攻助手・助教を経て、2010年 東京大学新領域創成科学研究科メディカルゲノム専攻助教。博士(理学)。

研究室ホームページ

http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/molbio/