2018年12月21日(金)

feat.

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2018年もあと僅か、ビルボードの今年のヒットチャートトップテンを眺めて、前から、気になっていたあの、“feat.”という言葉が10曲中5曲のアーティストに使われていることに気づいた。そう、“Maroon 5 Featuring Cardi B”、てなかんじで。

昔だったら、Maroon 5がCardi Bとcollaborationした曲、なんていう説明だったと思うけど、これだと、どちらがリードしたわけでもなく、二人の放課後のティータイム的なセッションっぽくも聞こえる。Maroon 5がCardi Bにしかないスキルを得て、大きくインスパイアされた楽曲、とCorresponding Artistがしっかりと伝わる方がいい。

5年前にスタートした新学術ネオタクソノミ班、まずは、Tomari feat. Tadakumaで進撃の狼煙をあげ、アンサーソングとしてのTadakuma feat. Tomariも班研究のだいご味を知らしめてくれた。

5年がたって、Suzuki feat. Nishimasu & Nurekiはずっと語り継がれる、つまり教科書に残る成果だし、圧巻はHirose feat. ネオタクソノミのみんな。まさに、“ネオタクソノミ”を初志貫徹し未来への扉を開いたと思う。

私と私のラボにとっても、feat. NakagawaではncRNAの局在、feat. SuzukiではncRNAの修飾、feat. FujiwaraではRNA翻訳、feat. KitagawaではRNA修飾とフォーサイ、とこの班の恩恵を十二分に受け、終了時の報告書作成の共同研究の欄が楽しみなくらい。

これらの論文が出て、講演する機会があれば、最初のスライドは是非Hiroshi Asahara feat.〇〇〇〇でスタートしたい。

浅原 弘嗣

東京医科歯科大学 医歯学総合研究科 教授
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